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不動産購入の前に知っておきたい高低差がある土地の特徴を解説

不動産購入の前に知っておきたい高低差がある土地の特徴を解説

土地はそれぞれが形状や用途などによって独自の特徴を持っています。
土地の価値は多面的なものであり、一見不便そうな土地が実は独自の利点を持っているケースも少なくありません。
一方で逆に便利そうな土地でも、購入後に思わぬ問題が見つかることもあるでしょう。
今回は周囲の土地や道路と高低差がある土地について、そのメリットとデメリットを解説します。

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周囲と高低差がある土地のメリット

まずは高低差がある土地のメリットについて見ていきましょう。
周囲より高い土地の場合、家を建てた際に見晴らしの良い眺めが確保しやすくなります。
隣接している道路や家から中を覗かれる心配も少なくなるので、プライバシーの面でも安心です。
一方、低い土地は周囲が囲まれているため気密性が高くなり、音を気にせず過ごせるメリットを持ちます。
また、高低差のある土地はおしゃれで独自性のある建築に向いています。
土地の傾斜次第では半地下の部屋を設置する、入り口を2階に作るといった、普通の土地では実現が難しいおしゃれな物件が建てられるでしょう。
そして高低差のある土地のとくに大きなメリットは価格です。
高低差のある土地は後述するようにやや扱いづらい面もあるため、一般的に周辺地域より価格が安くなっています。
そのため高低差のある土地も候補に入れて探すと、平坦な土地では予算オーバーしてしまうような良い立地の不動産を購入できる場合もあるでしょう。

周囲と高低差がある土地のデメリット

高低差のある土地のデメリットとして、まず挙げられるのは建築費の問題です。
メリットとして斜面を生かしたおしゃれな物件が建てられることをご紹介しましたが、逆に言えば、普通の家を建てるためには土地を平らに整える造成工事をしなくてはいけません。
一定の条件を満たす土地では、斜面が崩れるのを防ぐために擁壁の設置も義務付けられています。
そして斜面を生かしたおしゃれな建築は、工事の手間やデザイン性の高さから普通の家より建築費が割高になりがちです。
これらの理由により、高低差のある土地は平坦な土地に比べ建築に関わる費用が高くなります。
なお斜面を生かした家はおしゃれですが、構造次第では段差や階段が多く住みにくい物件になってしまう可能性があるため、そこも注意が必要です。
また、その土地が建築に建築基準法に適合しているかどうか判断するためには建築確認を受けなくてはいけません。
高低差のある土地の建築確認には長い時間がかかる場合もあるため、建築工事の着手は平地に比べ遅れるケースも多く見られます。
建築途中に新たな工事が必要になるケースもあるため、高低差のある土地を購入する場合は余裕を持った資金計画を立て、工事期間も長めに想定しておくことが大切です。

周囲と高低差がある土地のデメリット

まとめ

高低差のある土地では、平坦な土地とは異なる地形の生かし方が重要になります。
土地の価格は周辺地域より安価な一方、建築費用は高額になりやすいのも特徴です。
メリットとデメリットについて多面的に考え、購入の判断をすると良いでしょう。
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