今回は工場購入を検討している方にぜひ知っておいてもらいたい「建築計画概要書」について解説します。
建築計画概要書とはどういう書面なのか、工場購入前にその内容を確認することの重要性などを解説したうえで、建築計画概要書の内容を確認する際の注意事項もお伝えします。
工場購入をするなら事前に確認しておきたい建築計画概要書とは?
建築計画概要書とは建築確認申請書の添付書類で、建築計画がおりた物件の概略が記載されています。
具体的にどのような概略が記載されているのかというと、建築確認番号、検査済番号、取得年月日、建築主・代理者・設計者・工事監理者・工事施工者の氏名、住所、敷地面積、床面積、構造、高さ、階数などの建築物の概要、配置図などで、これを見ればその建物がどのような許可を受けたのかわかります。
しかもこの建築計画概要書は「一般公開されており、誰でもその内容を見ることができる」という特徴があります。
工場を購入する前に、この建築計画概要書の内容を確認しておけば、その工場に関しての幅広い情報が得られるのです。
では、この建築計画概要書をどうやって確認するかですが、基本的にはその工場の所在地の役場に行き、そこの建築指導課窓口で取得または閲覧することが可能です。
取得には多少の手数料がかかり、閲覧のみなら無料ですが、しっかりと内容を確認するためには取得をおすすめします。
ちなみに建築計画概要書に関しての規定そのものは1971年に施行されていますが、各自治体が体制を整える準備期間を必要としていたこともあり、実際に閲覧できるのはおおむね1977年以降のものとなっています。
工場を購入する前に建築計画概要書を取得した際の注意点
工場を購入する前に、建築計画概要書を取得してその内容を見る際の最大の注意点・確認事項は、建築計画概要書の記載内容と現地での計測などを照合して「違反建築でないかどうか」という点を見ることです。
配置図と購入予定の工場や敷地の形状を、現地や図面と照合して矛盾がないかどうかも調べましょう。
建物位置や道路幅員、接道の間口や長さなどの照合も忘れてはいけません。
ちなみに建物位置を照合する場合、配置図には柱芯もしくは壁芯を念頭に置いた寸法が記載されているので注意が必要です。
たとえば敷地境界から建物までの寸法が記載されている場合、柱の中心から外壁の外面までの寸法を差し引いて照合する必要がありますよ。
まとめ
今回は建築計画概要書について解説しました。
一般公開されている書面ですので、工場購入前に取得し、自分で確認できるところは少しでも多く事前確認しておきましょう。
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