今回は近年注目を集めている不動産活用法であるリースバックとリバースモーゲージについて、その違いを解説します。
両者の仕組みにはどんな違いがあるのか、メリットとデメリットの違いは何か、それらを解説したうえで、リースバックとリバースモーゲージどちらが向いているのかについてもお伝えします。
リースバックとリバースモーゲージの仕組みの違いとは?
リースバックとリバースモーゲージの仕組みの違いとは「リースバックは自宅売却して賃貸物件として住み続けるものだが、リバースモーゲージは自宅を担保にお金を借り入れるもの」です。
つまり、リースバックをすると持ち家ではなくなるのに対して、リバースモーゲージをしても持ち家のまま住み続けることができるという違いがあります。
リースバックとリバースモーゲージのメリット・デメリットの違い
では次に、リースバックとリバースモーゲージのメリット・デメリットの違いを見てみましょう。
リースバックのおもなメリットは「持ち家の売却でまとまった代金が手に入り、その後も家賃を支払いながら賃貸物件として住み続けられる」ということです。
しかしその反面「リースバック後は家賃支払いが必要なので意外と月々の出費が大変」「賃貸契約の更新をしてもらえない可能性がある」「自分で勝手にリフォームなどができない」というデメリットがあります。
リバースモーゲージのメリットは「自宅を担保に借り入れたお金の元本返済は死後となるので、毎月の支払いは利息分だけで良い」という点です。
しかし「高齢者向けの商品なので若い方は利用できない」「リバースモーゲージが利用できる物件条件が意外と厳しい」などといったデメリットがあります。
リースバックとリバースモーゲージそれぞれが向いている方の違い
では最後に、リースバックとリバースモーゲージ、それぞれがどんな方に向いているのか、その違いも見てみましょう。
まずリースバックが向いている方は「将来の住み替えも見越してまとまったお金を早く手にしたい方」「不動産に関する相続問題リスクを避けたい方」「若い世代の方」などです。
これに対してリバースモーゲージが向いている方は「高齢者」「老後生活の毎月の支出を抑えたい方」「毎月お金を振り込んでほしい方」などが挙げられます。
まとめ
リースバックとリバースモーゲージは混同されがちですが、今回解説したようにかなり大きな違いがいくつもあります。
どちらを利用しようか迷う、となったときは今回の情報も参考に、自分にとって「どちらがより向いているか」を考えてみてください。
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