今回は、利用していない土地を所有しており、土地活用を検討している方へのお役立ち情報として、等価交換についての解説をしていきます。
等価交換とはどういうものか、まずはその点を解説したうえでメリットとデメリットや、どんな土地が向いているのかなどをお話しします。
土地活用法のひとつである等価交換とは?
等価交換とは、土地の所有者が土地を提供し、その土地に立てる建物の建築費を建築事業者が出資し、両者が建物と土地を出資比率に応じて所有するという仕組みです。
たとえば土地所有者が5億円の土地を提供した場合は、建築事業者がその土地に建物を建てたうえで土地所有者に、5億円分に相当する建物と土地の一部を所有するわけです。
等価交換には土地全部の所有権を建築事業者に譲渡する全部譲渡方式と、一部の土地を譲渡する部分譲渡方式の2種類があります。
土地活用で等価交換をおこなうメリット・デメリット
土地活用で等価交換をおこなう場合、メリット・デメリットも把握しておかなくてはなりません。
最大のメリットは、土地所有者が建築費を負担する必要がないため、借り入れ金なしで土地活用を始められることです。
また、土地所有者が建築事業者に土地を譲渡した場合には譲渡所得税がかかりますが、条件を満たして立体買い換えの特例を活用することができれば、譲渡所得税を100%繰り延べられます。
ただし、建築事業者が土地に魅力を感じてくれなければ、実現がむずかしいというのが等価交換のデメリットです。
魅力を感じる土地でなければ、建築事業者が等価交換の提案を持ちかけることはありませんし、土地所有者が提案したとしても話にも乗ってもらえないのです。
ほかにも、所有割合をどうするかなどの条件をすり合わせるのに時間がかかることや、等価交換成立後の不動産の名義が複雑化することなどもデメリットとして挙げられます。
土地活用のための等価交換に向いている土地とは?
等価交換に向いている土地の条件としては、人気のエリアで立地条件が良く、マンションやビルなどを建てるのに十分に広く好都合なことです。
こうした条件が揃っていれば、建築事業者から等価交換の話を持ちかけられる可能性が高く、土地所有者からの提案にも応じてくれる可能性が高いでしょう。
まとめ
等価交換は、建築事業者が魅力を感じる土地でなければ成立しにくいものの、実現できれば借り入れ金なしで土地活用ができるというメリットがあります。
好立地で広い土地を所有しているものの活用方法にお困りの方は、等価交換を土地活用の選択肢として検討してみてはいかがでしょう。
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