シェアハウス経営という土地活用についてメリットや必要な費用などを解説!
土地活用をどうするか、というのは土地所有者の悩みどころのひとつですが、そんな中で近年注目を集めつつあるのがシェアハウス経営です。
今回はシェアハウスの概要や市場動向をまず簡単に解説したうえで、シェアハウス経営という土地活用のメリットや、必要な費用などについてもお話しします。
土地活用を考える前に!そもそもシェアハウス経営とは?
シェアハウス経営という土地活用を考える前に、まずは「そもそもシェアハウスとは何か」を知っておきましょう。
シェアハウスとは賃貸方法のひとつで、ひとつの物件を複数人が共同で借りて住むスタイルのものです。
ひとつの物件に複数人が住むスタイルとしてはルームシェアもありますが、ルームシェアの場合、賃貸借契約は一緒に住む複数人の中からひとりだけが代表となって締結する、という形になります。
これに対してシェアハウスは、入居者ひとりひとりと個別の賃貸借契約を締結するのです。
そんなシェアハウス経営は、土地活用という視点から見るとどんな展望なのかというと…家賃を抑えたいという若者ニーズや空き家対策などの政府の後押しもあって、シェアハウス市場は広がりを見せています。
かつては都市部にしか見当たらなかったシェアハウスですが、今では地方でも見られるようになってきています。
土地活用法としてシェアハウス経営を選ぶメリットとデメリット
土地活用の選択肢がいろいろある中でシェアハウス経営を選ぶことにはどんなメリットやデメリットがあるのかというと、まずメリットとしては、一般的な賃貸物件よりも高い収益性が期待できることが挙げられます。
トイレや浴室、キッチンやリビングが共用となる分、一般的な賃貸物件よりも初期費用が安くつくため、多少家賃を安くしても収益性が良いのです。
くわえて何らかのコンセプトを打ち出すなどして、オーナーの意向で特定のターゲットを狙ったシェアハウスにできる点もメリットといえるでしょう。
デメリットは一般的な賃貸物件よりも入居者間のトラブルが発生するリスクが高いことです。
また、共用部分の日常の清掃や設備の管理などが、面倒という点もデメリットといえるでしょう。
シェアハウス経営という土地活用のために必要な費用は?
シェアハウス経営という土地活用のために必要な費用として挙げられるのは、初期費用と維持費用です。
初期費用は建築費用や家具家電などの費用、その他諸費用などのことです。
建築費用にくわえて、家具家電などの費用が数百万円、そしてその他の諸費用が建築費用の5%程度かかります。
維持費用はローンの返済金や修繕費、固定資産税や都市計画税、火災保険料、その他雑費などの費用です。
さらに、シェアハウスの管理を委託する場合は管理委託費用が家賃収入の20%程度かかります。
まとめ
シェアハウス経営という土地活用法は市場動向の見通しも比較的明るい状況ですが、デメリットももちろんあり、かかる費用についてはきちんと事前に把握しておく必要があります。
それらの点もしっかり考慮して検討しましょう!
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