いろいろな土地活用があるなかで、今、注目されている「トレーラーハウス」をご存じでしょうか?
「トレーラーハウス」は、一定の設置要件を満たすと「建築物」ではなく「車両扱い」になり、さまざまなメリットを得られます。
ここでは、土地活用としての「トレーラーハウス」とはどのようなものか、はじめるメリットや注意点について、ご紹介いたします。
土地活用としての「トレーラーハウス」とは?
「トレーラーハウス」とは「シャーシ」というフレームの上に乗っている建造物です。
移動するには、車によって牽引する必要がありますが、日本では一定の設置要件を満たした場合「車両扱い」になり「建築物」にはなりません。
ただ、基本的に一般住宅と同じつくりであるため、電気やガス、水道などのライフラインの引き込みが可能です。
そのため、住居をはじめ、別荘や店舗などにも利用でき、需要があり、新しい土地活用として注目されています。
土地活用としての「トレーラーハウス」をはじめるメリットは?
上記でも述べたとおり、日本では一定の設置要件を満たせば「車両扱い」となるため、新たに建物を建てたり増築したりできない「市街化調整区域」にも設置可能です。
そして、固定資産税などの税金もかからず、エンジンもついていないため自動車税もかかりません。
また「トレーラーハウス」は本体価格が200万円程度であり、初期コストを安く抑えられます。
ほかにも、上記で述べたように、住居や別荘・セカンドハウスとして貸し出したり、民泊施設や店舗・事務所などにしたりと、幅広い用途として活用できる点は大きなメリットです。
土地活用としての「トレーラーハウス」をはじめる注意点は?
「トレーラーハウス」をはじめる場合、上記で述べたとおり、初期コストは安いですが、本体の価格だけでなく、運搬費と設置費用がかかります。
設置場所と設置業者の距離などにもよりますが、一般的に、運搬費と設置費用を合わせると50~100万円程度かかります。
また、設置する土地が「軟弱地盤」の場合、地盤改良として30~100万円以上かかるケースもあるため注意点として覚えておきましょう。
そして「トレーラーハウス」を移動させるには、時間帯は深夜から早朝などの決まりがあり、建築行政の許可が必要である点に注意してください。
他にも、上記でも述べたとおり、一定の設置要件を満たした場合に「車両扱い」となり、ウッドデッキや階段、ベランダなどがある場合は「建築物扱い」となるので注意しましょう。
まとめ
「トレーラーハウス」とは「シャーシ」というフレームの上に乗っている建造物で、新しい土地活用として注目されています。
一定の設置要件を満たした場合「建築物」ではなく「車両扱い」になり、さまざまなメリットがありますが、注意点もあるため気を付けるようにしましょう。
私たちSKハウジングは、和歌山市を中心にさまざまな不動産情報を取り扱っております。
事業者向け物件をお探しの方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓