倉庫の売買契約をIT重説でおこなう?IT重説の概要と手続きの流れを解説
不動産の売買契約の際は、いろいろな説明を受けたり、店舗などに行き長時間拘束されたりするので、コロナ禍で長時間の対面はできれば避けたいと考える方も多いでしょう。
そのような悩みを軽減してくれるのが「IT重説」ですが、最近本格運用となったばかりで、ご存じない方も多いと思います。
ここでは、倉庫の売買契約における「IT重説」とはどのようなものかと流れについてご紹介いたしますので、倉庫の購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。
倉庫の売買契約における「IT重説」とは?
「IT重説」とは、テレビ会議などのインターネット通信を活用したオンラインによる重要事項説明を指しています。
2015年から社会実験を開始し、2017年から不動産の賃貸取引で開始、2021年3月30日から、不動産の売買取引でも本格運用されるようになりました。
対象となる不動産は、宅地または建物となるため、倉庫も対象です。
「IT重説」は、遠方の方や来店などが難しい場合でも、契約者ご本人に説明ができ、移動の時間や交通費の負担を軽減できます。
また、長時間店舗などで拘束されるわけではないため、説明を受ける日程調節がしやすくなり、ご自宅などでリラックスして説明を受けられます。
さらに、あらかじめ重要事項などの説明書を送付しておくため、事前に内容を把握でき、説明がスムーズに進みやすく、IT重説にかかる時間を短縮しやすいです。
そして、対面でないため、新型コロナ感染症にかかるリスクも減らせます。
倉庫の売買契約における「IT重説」の流れは?
倉庫の売買契約における「IT重説」の流れとして、まずはIT環境が整っているか確認をしましょう。
双方向でやり取りできる通信環境が整備されていないと「IT重説」は受けられません。
そして、売主から「IT重説」をおこなう同意を得ます。
同意を得られたら、実施日時を決めましょう。
そして、事前に送付されてくる重要事項説明書などに目をとおして、当日、宅地建物取引士から「IT重説」を受けます。
適宜、質問をし、説明に納得したら、記入例の見本を見ながら、書類に氏名や住所を記入して、押印をします。
まとめ
「IT重説」とは、インターネット通信を活用したオンラインによる重要事項説明を指し、倉庫の売買契約に関しては、2021年3月30日から本格的に運用が開始されました。
いろいろなメリットがあるため、実際に売買取引をする際には活用を検討してみてください。
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