小規模オフィスとは?メリットや選び方を解説
オフィスを構えるとき、お悩みになるのが「どのくらいの広さにしようか…」という点ではないでしょうか。
近年はスモールスタートを切るために、小規模オフィスを選ぶ方も増えています。
今回は、小規模オフィスとはどのようなものなのか、メリットやデメリット、選び方のポイントについて解説します。
オフィスの賃貸借契約を検討している方は、ぜひ参考になさってください。
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小規模オフィスとは?
まずは、小規模オフィスとはどのようなものなのか、特徴について解説します。
小規模オフィスとは?
小規模オフィスとは、面積の小さい事務所のことです。
定義は定められていないものの、一般的には、数人~十数人で利用するオフィスをさすことが多いです。
オフィスや事務所と聞くと、たくさんの方が集まって仕事をする空間を思い浮かべる方も多いでしょう。
小規模オフィスとは、30坪以下のコンパクトな事務所となります。
理想の床面積とは?
小規模オフィスにおける理想の床面積は、1.3坪(約4.5㎡)です。
事務所の規模によって異なり、大規模なオフィスの場合、企業によっては4坪(13.2㎡)以上の面積を設けていることもあります。
小さな事務所でも、業務を効率よくおこなうためには、ゆとりを持ったスペースを確保するのがおすすめです。
そのため、資料などを置ける1.3坪程度は確保しておくとよいでしょう。
小規模オフィスを利用するケースとは?
小規模オフィスを利用する方として挙げられるのが、ベンチャー企業やフリーランスです。
会社の規模が小さかったり、開業してまもなかったりするときに、小さな事務所を借りるケースが多いといえます。
フリーランスの場合、自宅を事務所とすることも多いです。
コワーキングスペース、シェアオフィスを利用している方もいらっしゃるでしょう。
一般的には、そのような事務所のことを総称して、小規模オフィスやスモールオフィスと呼ばれています。
また、新型コロナウィルスの流行をきっかけに、企業における事務所や人員の縮小化が進みました。
そのため、小規模の賃貸オフィスをスモールオフィスと呼ぶケースも増えています。
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小規模オフィスを賃貸物件で借りるメリットとデメリットとは?
続いて、小規模オフィスを賃貸物件で借りる、メリットとデメリットについて解説します。
メリット1:賃貸借契約にかかる費用を抑えられる
メリットとしてまず挙げられるのが、賃貸借契約にかかる費用を抑えられることです。
賃貸物件を契約するときは、敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用がかかります。
事務所の規模や築年数などによって、それらの費用が異なり、規模が大きいほどコストがかかるのが一般的です。
小規模オフィスであれば、高額な初期費用は必要なく、登録費や入会金(1か月分)を支払うのみというケースも少なくありません。
開業してまもない方や、これから事業を始める方の場合「できる限り初期費用を抑えたい…」と考えるのではないでしょうか。
小規模オフィスを選ぶことによって、賃貸借契約時にかかる費用を、大きく節約できるのがメリットです。
メリット2:オフィス用品にかかる費用を節約できる
オフィス用品にかかる費用を節約できることも、メリットの一つです。
事務所を構えるときは、デスクやチェア、キャビネット、複合機やパソコン、インターネット環境などを整える必要があります。
業種や会社の規模によっては、事務所用の電話や来客用の椅子とテーブルも必要になるでしょう。
また、ホワイトボードや文房具、ウォーターサーバーといった文房具や消耗品も不可欠です。
オフィス用品にかかる費用は、事務所の規模に比例するといわれています。
小規模オフィスを選ぶことによって、それらの費用の節約につながるのがメリットです。
メリット3:従業員とのコミュニケーションが取りやすい
従業員とのコミュニケーションが取りやすいことも、メリットの一つです。
事務所が広いと、その分従業員との距離が遠くなってしまいます。
用事があるときは移動したり、作業の手を止めたりする必要もあるでしょう。
近くに従業員がいることによって、今おこなっている作業の内容を把握でき、コミュニケーションも取りやすくなるのがメリットです。
デメリット1:空き室が少ない
デメリットとしてまず挙げられるのが、空き室が少ないことです。
一般的な事務所と違い、物件数が少ないことが、要因の一つとなります。
先述のとおり、新型コロナウィルスの流行によって、企業における事務所や人員の縮小化が進みました。
そのため、小規模オフィスは今でも人気があります。
駅から近い物件や人気のエリアにある事務所は、すぐに満室になってしまうケースも多いです。
もし、理想の小規模オフィスを見つけたときは、早めに契約に進むのがおすすめといえます。
デメリット2:窮屈に感じる可能性がある
人数や設置する家具によっては、窮屈に感じる可能性があります。
小さい事務所の場合、1人当たりが利用できる床面積が限られるうえ、通路や収納スペースが狭いことも多いです。
状況によっては、作業がしにくくなったり、移動が困難になったりする恐れもあるでしょう。
もし小、規模オフィスを利用する場合は、収納付きの家具を用いたり、家具の配置を工夫したりする必要があります。
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小規模オフィスを借りる際の選び方のポイントとは?
最後に、小規模オフィスを借りる際の選び方のポイントについて解説します。
選び方のポイント1:業務をおこないやすい立地を選ぶ
一つ目の選び方のポイントは、業務をおこないやすい立地を選ぶことです。
事業をおこなううえで、ご自身や従業員に有益か否かを確認します。
たとえば、駅の近くに借りれば、通勤が楽になるのがメリットです。
金融機関やコンビニエンスストア、市役所などがあれば、手続きや買い出しなどをスムーズにおこなえるでしょう。
もし、クライアントとの打ち合わせの機会が多ければ、それを考慮した立地を選ぶべきといえます。
効率的に業務をおこなえる立地か否かは、事業を拡大するときにも重要なポイントとなります。
選び方のポイント2:事業継続計画(BCP)を意識する
事業継続計画(BCP)を意識することも、事務所の選び方における大切なポイントです。
事業継続計画(BCP)とは、事業を継続するために必要な計画を指します。
日本では、災害が起きたときに、どのように会社を守り継続していくかが主な対策です。
災害が発生したときにどのような対応をおこなうのか、日常的な備え、復旧するまでにどのような行動を取るのかといったことを計画します。
選び方のポイント3:共用部分の管理がいき届いているか
選び方のポイントとして、共用部分の管理がいき届いているか否かも挙げられます。
共用部分の管理がいき届いていないと、来客時にマイナスの印象を与えかねません。
信頼関係にもつながってくるため、清潔に保たれているか、掃除の頻度はどのくらいかといったことを確認します。
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まとめ
小規模オフィスには、定義は定められていないものの、一般的には数人~数十人で利用する事務所を指します。
賃貸借契約にかかる初期費用を削減できることや従業員とのコミュニケーションが取りやすいといったメリットがある反面、物件数が少なかったり窮屈に感じてしまったりする恐れがあることなどがデメリットです。
選ぶときは、業務をおこないやすい立地かどうか、共用部分の管理がいき届いているかなどを意識するのがポイントです。
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SKハウジング㈱
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