工場のコンクリート床の特徴とは?床を劣化から守る方法や補強方法をご紹介

工場には大型の機械など重量のあるものが置かれることがよくありますが、その工場の床によく用いられているのが「コンクリート床」です。
コンクリート床は長年使用していると劣化する可能性があるので、メンテナンスが重要となります。
そこで今回は、工場のコンクリート床の特徴や、コンクリート床を劣化から守る方法、コンクリート床の補強方法についてご紹介します。
工場の床を劣化から守る方法や補強方法をお探しの方は、ぜひ今後の参考にしてみてください。
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工場のコンクリート床の特徴

工場や倉庫によく使用されるコンクリート床を長持ちさせるためには、まずはその特徴を知っておく必要があるでしょう。
ここからは、工場のコンクリート床の特徴についてご紹介します。
強い圧縮強度
コンクリート床の大きな特徴のひとつに、圧縮強度の高さがあります。
圧縮強度とは、コンクリートに垂直方向の力が加わったとき、壊れるまでにどれだけの力に耐えられるかを示す性能のことです。
工場では、大型機械を設置することが多く、それらの重さによって床に大きな負荷がかかります。
さらに、倉庫や作業場では、重量のある資材や製品を大量に保管する必要もあるでしょう。
このように、床にかかる荷重が非常に大きくなるため、耐久性の高い素材であることが求められます。
その点、コンクリート床は圧縮強度が高いため、重い機械や荷物にも耐えられる構造になっています。
加えて、工場内ではフォークリフトなどの車両が頻繁に通行するため、床には摩擦や衝撃も繰り返し加わりますが、コンクリート床であればこうした負担にも強く、長期的に使用することができるでしょう。
このように、圧縮強度に優れていることから、コンクリート床は工場や倉庫といった環境において、非常に適した床材だと言えるでしょう。
引張強度は弱い
コンクリート床には、圧縮強度が高いという利点がある一方で、引張強度が弱いという特徴もあります。
ここでいう引張強度とは、コンクリートに水平方向から力が加わったとき、どの程度まで耐えられるかを示す強さのことです。
つまり、垂直方向の重みに強い反面、横から引っ張られるような力には弱いという性質を持っています。
そのため、長年使用されてきたコンクリート床には、力のかかり方によってひび割れが生じるケースも少なくありません。
こうした弱点を補うために、鉄筋を入れて引張強度を高める補強方法が採用されることが一般的です。
鉄筋コンクリートにすることで、引張にもある程度耐えられる構造となり、耐久性や安全性を向上させることができます。
このように、引張強度の低さはコンクリート床の弱点ですが、適切な補強によってその影響を最小限に抑えることが可能です。
防水性が高い
コンクリート床の特徴のひとつに、防水性の高さがあります。
コンクリートは水を通しにくいため、水漏れや湿気による劣化を防止する効果が期待することができます。
床の劣化が早いと工場や倉庫の稼働に影響が出るため、防水性の高いコンクリート床を使用する必要があるでしょう。
また、コンクリート床は滑りにくいため、作業中の作業員の転倒や滑倒の危険が少なく、安全性が高い点も特徴です。
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工場のコンクリート床を劣化から守るには?

工場や倉庫のコンクリート床を少しでも長持ちさせるためには、劣化を防ぐ方法を知り、早めに対策を立てていくと良いでしょう。
ここからは、工場のコンクリート床を劣化から守るにはどうすれば良いいのかをご紹介します。
塗床材を塗布する
コンクリート床を劣化から守る方法として、塗床材をコンクリート表面に塗布する方法があります。
塗床材を塗布することで耐久性や耐摩耗性が高まり、コンクリート床を補強することができます。
また、コンクリート床にグリーンやグレーの防塵塗装を施すのが多いのですが、コンクリート床の弱点を補うためです。
たとえば、高い圧縮強度を持つ塗床材を施工すると、もともと高い圧縮強度を持つコンクリート床をさらに強化することができるでしょう。
そして、引張強度が低いコンクリート床を塗床材で補強すると、小さなひび割れは表に現れにくくなります。
さらに、塗床材を塗布することで、乾燥や温度変化、化学物質による劣化からコンクリートを守ることができるでしょう。
塗料の種類
塗床材に使われる塗料にはさまざまな種類があり、その特徴によって使い分けられているでしょう。
主な塗床材は、以下のとおりです。
●エポキシ樹脂塗料
●ウレタン塗料
●ポリウレタン塗料
●フッ素樹脂塗料
エポキシ樹脂塗料は耐久性や耐摩耗性に優れており、重量物や車両の走行にも耐えることができます。
さらに化学物質の影響にも強いのも特徴と言えるでしょう。
ウレタン塗料の特徴は、耐久性や耐摩耗性に優れているだけでなく、防水性が高い点です。
また、エポキシ樹脂塗料よりもコストが安いため、さまざまな倉庫や工場で幅広く採用されています。
そして、ポリウレタン塗料は、耐摩耗性と防水性に優れているところが特徴と言えるでしょう。
ウレタン塗料に比べて耐久性が高く、さらに耐薬品性にも優れている特徴があります。
そのほか、フッ素樹脂塗料は耐久性、耐摩耗性、防水性に優れているうえ、滑り止め効果も高いのが特徴です。
そのため、食品工場や化学工場など衛生管理に厳しい施設でよく採用されています。
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工場のコンクリート床の補強方法

工場や倉庫のコンクリート床の劣化を防ぐだけでなく、耐久性を高めるために補強する方法を知っておきたいと考える方もいるのではないでしょうか。
ここからは、工場のコンクリート床の補強方法についてご紹介します。
鉄筋を補強する
工場のコンクリート床を補強する方法には、鉄筋を用いる方法があります。
鉄筋を補強することで、コンクリートのひび割れを防ぎ、衝撃を吸収する効果が期待することができます。
ワイヤーメッシュを使用する
工場のコンクリート床を補強する方法として、ワイヤーメッシュを使用する方法があります。
ワイヤーメッシュをコンクリート床に敷き詰めることで、コンクリートの強度を高めることが可能です。
さらに、鉄筋に比べてワイヤーメッシュは薄く軽量なため、施工が容易である点もメリットと言えるでしょう。
また、ワイヤーメッシュ以外には、ファイバーグラスを使用した補強方法があります。
ファイバーグラスはガラス繊維でできた補強材で、コンクリートに織り込んで使用され、とくに薄いコンクリート床の補強に効果的と言えるでしょう。
亀裂の修理
工場のコンクリート床を補強する際、もし亀裂が入っていたら早期に修理をおこなうようにしましょう。
コンクリート床に亀裂があると、そこから水分や汚れが侵入し、劣化を早める原因となります。
また、表面補強としてコンクリート床にコーティングを施したり、強化材料を使用して耐摩耗性を向上させたりすることで、日常的な摩耗にも耐えられるようになります。
定期的に検査やメンテナンスを実施し、適切な補強をおこなえば、コンクリート床の耐久性を高めると同時に、工場の安全性や生産性を向上させることができるでしょう。
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まとめ
工場のコンクリート床の特徴は、高い圧縮強度をもつ、引張強度が低い、防水性が高い、摩擦によりダメージを受けやすいなどです。
コンクリート床を劣化から守るには、塗床材を塗布して耐久性や耐摩耗性を高める方法があり、塗料にはエポキシ樹脂塗料やウレタン塗料などの種類があります。
工場のコンクリート床を補強する方法には、鉄筋の補強、ワイヤーメッシュの補強、亀裂の早期修理などがあります。
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SKハウジング㈱
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