パーテーション工事とは?オフィスへの設置方法や特徴についても解説

パーテーション工事とは?オフィスへの設置方法や特徴についても解説

オフィス内の環境を整えるうえで、パーテーション工事は働きやすさや業務効率に直結する大切な要素となります。
利用目的や空間の使い方に応じて、適切なパーテーションの種類を選ぶことが快適な職場づくりの第一歩です。
設置型と施工型にはそれぞれ異なる特徴があり、用途や予算に応じた選択が求められるでしょう。
この記事では、パーテーションの種類や工事の違い、費用の目安と選定時のポイントについて詳しく解説いたします。

オフィスのパーテーションの種類と工事費用相場

オフィスのパーテーションの種類と工事費用相場

オフィス空間の快適性や機能性を高めるために欠かせないのが、パーテーションの導入です。
とりわけ、新たにオフィスを賃貸物件する際や、レイアウト変更を検討する場面で、パーテーション工事の知識は非常に役立ちます。
本記事では、代表的なパーテーションの種類と、それぞれの費用相場について詳しく解説していきます。

施工型パーテーション(ハイパーテーション)

施工型パーテーションは、床と天井に固定するハイタイプの間仕切りで、高い遮音性とデザイン性を備えています。
また、来客スペースや集中作業エリアなど、明確な区画が必要なオフィスで使用されます。
費用は一般的に1mあたり3〜4万円程度です。
さらに、素材に木材や吸音材を選ぶと、機能性が向上する一方でコストも上がります。
工事後にレイアウトを変更したい場合は、一部解体が必要となる点を理解しておくとよいでしょう。

設置型パーテーション

設置型パーテーションは、床に置くだけで使用できる簡易タイプで、工具を使わず設置できるため、レイアウト変更や仮設区画に適しています。
価格は簡易型で1万円前後、大型でも3万円程度になります。
軽量素材が多く、女性でも容易に移動や組み立てが可能です。
遮音性と耐久性は施工型に劣るため、打ち合わせスペースや通路の目隠しなど視覚的な区切りに適しています。
短期のプロジェクトルームやイベントブースとして使い回せるため、初期投資を抑ることができます。
ただし、設置頻度が高いとパネルの傷みが早まるため、定期点検が必要になるでしょう。

4種類のパーテーションの説明

「スチールパーテーション」は耐久性と遮音性に優れ、会議室や応接室に適しており、1㎡あたり3万円〜4万円程度です。
「ガラスパーテーション」は開放感を保ちながら空間を区切り、エントランスや共有スペース向きで、1㎡あたり9〜12万円程度です。
また、「アルミパーテーション」は軽量で工期が短く、執務エリア向きで、素材のみの場合は1㎡あたり5,000円〜1万円程度になります。

さらに、「ローパーテーション」は高さを抑えて視線を遮り、フリーアドレス席の区分けに使われ、コストは設置型と同程度です。
素材を組み合わせたハイブリッド仕様も選択でき、予算とデザインのバランスを取りやすくなっています。
なお、防火性能や避難経路の確保など、建築基準法への適合性も確認するようにしましょう。

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オフィスにおける設置型パーテーションのメリット・デメリット

オフィスにおける設置型パーテーションのメリット・デメリット

オフィスの使い勝手を大きく左右するのが、パーテーションによる空間の仕切りです。
なかでも、設置型パーテーションは、柔軟性の高いレイアウト調整を可能にし、多くの企業に採用されています。
本記事では、設置型パーテーションの具体的な特徴と、導入時に知っておくべきメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

変更が比較的容易

設置型パーテーションは床置きのため固定工事が不要で、部署異動や模様替えにも即応することができます。
また、プロジェクト単位で作業スペースを再構成する企業で特に重宝され、使用しないときは折りたたんで保管することができます。
この機動性は、限られたスペースを有効活用したい中小規模オフィスにとって大きなメリットと言えるでしょう。
さらに、作業時間を最小限に抑えられるため、人件費の節約にもつながります。
くわえて、工期を夜間のみで対応できる点は、24時間稼働の企業にとって大きなメリットです。

穴を開けずに設置できる

設置型パーテーションは壁や床に穴を開ける必要がないため、賃貸オフィスでも原状回復コストを抑えられるでしょう。
築浅や制約の多いビルでも構造を傷つけず、レイアウトを変更できることから導入が進んでいます。
また、貸主への事前申請も簡便で、承認までの期間を短縮することができます。
さらに、敷金の追加請求を回避できるケースも多く、退去コストを見据えた設備投資をすることが可能です。

音漏れ

設置型パーテーションは床置き構造のため天井との隙間が残り、完全な防音を求める空間には不向きです。
重要な打ち合わせや電話応対が多い場合は、音漏れによる情報漏洩や集中力低下を招き、業務効率を下げる恐れがあるでしょう。
また、吸音パネルや天井バッフルと組み合わせることで、一定の改善は可能です。
くわえて、必要に応じてホワイトノイズ装置と併用すると、会話が聞き取りづらくなり効果的です。

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施工型パーテーションのメリット・デメリットは?

施工型パーテーションのメリット・デメリットは?

オフィスの機能性や快適性を高めるためには、空間の使い方が大きな鍵を握ります。
とりわけ、業務内容に応じて区画を最適化するためには、施工型パーテーションの導入が効果的です。
以下では、施工型パーテーションのメリットとデメリットについて、主に防音性・セキュリティ・内装工事の観点から詳しく解説していきます。

防音性

施工型パーテーションは床と天井に固定する構造で、吸音材などを組み込めるため、コールセンターや機密会議室で高い防音効果を発揮します。
ただし、隙間処理が不十分だと性能が低下するため、経験豊富な施工業者を選ぶことが重要になります。
遮音等級を示すデータシートを確認し、数値で性能を比較すると失敗が減るでしょう。
また、試験環境と実環境の差異を補正するため、竣工後に簡易測定をおこなうと安心です。

セキュリティ

視線を遮る堅牢な構造により、物理的な情報漏洩リスクを低減でき、法的機密を扱う士業事務所や来客の多い企業で重宝されます。
アルミやスチールの高強度パネルを選べば、侵入抑止効果も高まり、資料室や書類保管スペースの安全性も向上します。
また、ブラインド内蔵ガラスを採用すれば、視界をワンタッチで遮蔽でき、利便性が高まるでしょう。
さらに、カードキー連動の電気錠と組み合わせることで、情報資産の保護水準をさらに高められます。

内装工事

施工型パーテーションの設置には現地調査と床・天井への固定工事が必要で、設置までに数日を要する場合があります。
パネル代にくわえて工事費がかさむため、総額が数十万円規模になることもあり、業務を止めずに進める工程調整が欠かせません。
なお、夜間や休日に作業をおこなうことで、稼働時間への影響を抑える方法も広く採用されています。
また、消防設備工事が伴う場合は管轄消防署への届出が必要となるため、スケジュールに余裕を持つようにしましょう。
くわえて、自社の運用期間やレイアウト変更頻度を整理しておくと選定が容易です。

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まとめ

オフィスにパーテーションを導入する際は、空間の目的や利用方法に応じて最適なタイプを選ぶことが重要です。
設置型はレイアウト変更に柔軟で、施工型は遮音性や耐久性に優れており、それぞれに適した使い方があります。
費用や施工期間、ビルの制約なども総合的に検討し、働きやすい空間づくりを目指しましょう。

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