オフィス移転の費用相場は?契約や内装コストについても解説

オフィス移転を検討する際、多くの企業が気にするのが全体にかかる費用やその内訳ではないでしょうか。
人数や面積、移転の規模によって費用は大きく変動するため、あらかじめ目安を把握しておくことが大切です。
また、適切な準備や工夫をおこなうことで、コストを抑えながらスムーズな移転を実現することも可能です。
本記事では、オフィス移転にかかる費用の相場や内訳、さらに節約のポイントについて解説いたします。
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オフィス移転にかかる費用の相場

オフィス移転の費用相場は、主に「従業員数」と「オフィスの広さ(坪数)」という2つの軸で算出されます。
この2つの要素から大まかな予算を把握し、自社の計画と照らし合わせてみましょう。
従業員数
1人あたりの引っ越し費用は、約2万円〜5万円が一般的です。
たとえば、20人なら約40万円〜100万円、50人なら100万円〜250万円程度となります。
費用は荷物量や移動距離、作業時間帯によっても上下します。
夜間や休日の作業指定、高層ビルでのエレベーター待ちなどは割増となるため、日程調整が重要です。
不要品の処分費も同時に発生し、大型機器を含む場合でも2tトラック1台5万円〜7万円が目安です。
作業員の増員や大型クレーン車の手配が必要な場合は別途数十万円が加算されるため、追加見積もりを必ず確認しましょう。
処分対象を社内フリーマーケットやリース会社へ回すなど、再利用策を取るとさらなる削減が期待できます。
オフィスの広さ
内装費は1坪約20万円〜40万円、条件次第で約50万円近くまで上がります。
30坪で約600万円〜1,500万円、50坪で1,000万円〜2,500万円ほど必要です。
壁面や床材を標準仕様でまとめると単価を抑えられますが、ブランドイメージを反映した特注デザインを選ぶと費用は跳ね上がります。
オンライン会議用ブース、防音天井などの追加工事がある場合は、施工範囲とスペックを細かく区分して発注することで無駄なコストを避けられるでしょう。
消防設備やセキュリティシステムの追加工事は法令対応が絡むため、管理会社と事前協議してスケジュールを確定する必要があります。
人数と広さの相関
快適性の目安は1人2〜4坪で、20人なら40〜80坪が標準です。
人数に合わせてレイアウトを最適化すれば、過剰スペースによる賃料の浪費を防げるでしょう。
執務エリアをフリーアドレス化し、会議室は可動式パーティションで兼用するなど、設計の創意工夫で必要坪数を圧縮できます。
テレワークを併用する場合は、出社率を基準に算出することで、都心部でも賃料を圧縮したコンパクトオフィスを実現できます。
設計段階から専門業者に相談し、作業効率とコストを両立させましょう。
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オフィス移転にかかる費用の内訳

オフィス移転の総費用は、大きく分けて「旧オフィスの退去費用」「新オフィスの契約費用」「新オフィスの内装関連費用」の3つで構成されます。
それぞれの内訳を把握することが、正確な予算策定の第一歩です。
旧オフィスの退去費用
原状回復工事は1坪約3万円〜8万円が相場で、50坪なら150万円〜400万円程度です。
床材や壁紙が特殊仕様の場合、追加費用がかかるため入居時の仕様書を確認しておくと安心です。
不要品の廃棄は2tトラック1台で約5万円〜7万円と見込まれます。
資産として残せる什器はリユース専門業者へ売却すると、処分費を相殺できることもあります。
産業廃棄物処理にはマニフェストが必要なため、書類発行費が上乗せされる点も忘れないようにしましょう。
ビル指定業者の有無や工期で価格が変わるため、複数社の見積もり比較が欠かせません。
新オフィスの契約費用
オフィスの契約では、住居用の「敷金」とは別に「保証金」として家賃の6〜12か月分を預け入れるのが一般的です。
礼金は不要なケースが多い一方、仲介手数料は家賃の1か月分が目安となります。
たとえば、月額賃料50万円なら、保証金だけで約300万円〜600万円を準備する必要があります。
保証会社を利用すると敷金が軽減されるケースもあるため、ビルオーナーと条件をすり合わせましょう。
最近はオンライン内覧で意思決定を早める企業が増えており、スピード感を示すことで交渉を優位に進めやすくなっています。
人気物件では値引きが難しいものの、複数年契約や早期入居を条件に交渉余地が生まれる場合もあります。
新オフィスの内装関連費用
スケルトン物件では1坪約40万円〜60万円、50坪なら2,000万円〜3,000万円が目安です。
居抜き物件は既存設備を活用できるため1坪約25万円〜45万円に収まるケースが多く、工期も短縮できます。
通信インフラや空調設備は後からの変更が高額になりやすいため、初期設計段階で将来増床やレイアウト変更の余地を織り込むことが重要です。
デザイン会社と協業し、モジュール家具や床下配線を採用すると、将来的なレイアウト変更費も圧縮できます。
自社の業務スタイルと予算に合う物件タイプを選ぶことが、コスト抑制の鍵です。
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オフィス移転にかかる費用の削減方法

オフィス移転のコストは、いくつかのポイントを押さえることで、計画的に削減することが可能です。
ここでは、効果の大きい「賃料」「備品」「フリーレント」という3つの視点から、具体的な節約方法を解説いたします。
賃料
築年数が経過したビルや主要駅から少し離れたエリアを選ぶと、坪単価を抑えられます。
賃料だけでなく管理費・共益費を含む月額総額で比較し、返還される敷金まで考慮することが重要です。
複数拠点分散型のハブ&スポーク戦略を採れば、主要都市に小規模オフィスを構えながら賃料総額を抑えられます。
ビルによってはテナント共用会議室やラウンジが付帯しており、オフィス内での専有面積を減らしても機能を担保できる場合があります。
備品
居抜き物件なら、デスクや椅子を引き継げるため、初期購入費を大幅に圧縮できます。
不足分のみ中古家具を活用すれば、品質を保ちながら費用を半分以下に抑えられる場合もあるでしょう。
サブスクリプション型オフィス家具サービスを利用すれば、初期投資を避けつつ最新モデルを導入できます。
中古品はサイズや色を合わせづらいという課題があるため、レイアウト図面上で動線とデザインを確認したうえで発注しましょう。
フリーレント
フリーレントとは、契約開始から一定期間、家賃が無料になる制度です。
50坪未満の物件で1〜3か月、50坪超で3〜6か月の賃料免除が目安になります。
旧オフィスとの重複家賃を抑えるには、契約時にフリーレント期間と入居日を連動させて交渉することが効果的です。
フリーレント期間中にネットワーク敷設や什器搬入を済ませることで、稼働開始直後から生産性を高められます。
長期契約を約束する、複数フロアの一括貸しで空室リスクを減らすなど、貸主側のメリットを提示すると条件を引き出しやすくなります。
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まとめ
オフィス移転にかかる費用は、従業員1人あたり約2万〜5万円の引越し代や、1坪あたり約20万〜40万円の内装費が相場です。
これらの費用は、旧オフィスの原状回復費、新オフィスの保証金(家賃6〜12か月分)や内装工事費などで構成されています。
コストを抑えるには、駅から少し離れたエリアで賃料を交渉したり、居抜き物件や中古備品を活用したり、フリーレント期間を設けるといった方法が有効でしょう。
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SKハウジング㈱
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